記 録
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9時22分 大竜頭の滝
今回は, I さんのリードで,太田川の源流であるフカ谷を詰めて吉和冠山に上る沢コースを体験することになった。
一軒屋に車を置き,フカ谷に入る。
沢登りではないため,谷沿いに左岸・右岸と渡り,時には高巻きしながら登っていく。
爽やかな風が吹き抜ける新緑
の中を気持ちよく歩いていると大竜頭の滝
に出た。
滝は右側を巻いて登り,この後も急勾配の壁に苦労しながら,無事,太田川の源流碑
に到着。
ここには,今回のもうひとつの目的,カタクリの花
が一面に咲いていた。
その中心には,幹周りが3m半もあるブナの大木
が枝を大きく広げ,新緑の青葉で空を覆っていた。
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11時54分 吉和冠山山頂
連休の初日,しかも雲ひとつない快晴なのに冠山山頂までの縦走路では,人っ子ひとり出会わなかった。
登山道周辺のカタクリは盛りを過ぎて既に花が散っていて,そのせいで少ないのか??
とは言え,人気の山だけあって山頂は,沢山のパーティで賑やかだった。
いつものように北の突端で芸北方面の展望を楽しんだ。
正面になだらかな稜線を持つ十方山,その左側が県内最高峰の恐羅漢山で,挟まれた谷間の奥が臥竜山,
広高山も目の前だ。
もう少し景色を楽しんでいたかったが,ご婦人方の大パーティが到着され,ピーチクパーチクと賑やかしい。
そそくさと退散した。
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13時39分 広高山・寂地山分岐
冠山山頂から少し下った小川分岐から,少し寄り道をすることにした。
以前,ツキノワグマを見かけたと言う I さんの話にびくつきながら,広高山分岐を経て寂地山への縦走路まで登り返した。
寂地山と冠山分岐を結ぶ縦走路には,今日一のカタクリの群落があり,なかなか楽しめた。
松ノ峠へは,初めはなだらか,中盤は急勾配の長い坂を下って,再度急登。 すると東側の谷に工事中の林道を発見した。 もしかしてと進んでみるとビンゴ! 最短距離で一軒屋に下山できた。 帰りに潮原温泉で汗を流して,極楽!
今回のフカ谷等で出会った花図鑑はこちら ⇒ 。
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