出発日 平成27年5月2日(土)
目的地 廿日市市 吉和冠山(1338.9m)    足跡 ⇒ 
行 程 駐車場(7:46) ⇒ フカ谷分岐(7:59) ⇒ 大竜頭の滝(9:22) ⇒ 山葵田跡(10:05) ⇒ 廃林道(10:33) ⇒ 太田川源流碑(11:09) ⇒ 吉和冠山山頂(11:54) ⇒ 小川分岐(12:21) ⇒ 広高山・寂地山分岐(13:39) ⇒ 冠山分岐(13:45) ⇒ 分岐(14:51) ⇒ フカ谷分岐(15:07) ⇒ 駐車場(15:20)  【総時間 7時間34分】
記 録


9時22分 大竜頭の滝


今回は, I さんのリードで,太田川の源流であるフカ谷を詰めて吉和冠山に上る沢コースを体験することになった。
一軒屋に車を置き,フカ谷に入る。
沢登りではないため,谷沿いに左岸・右岸と渡り,時には高巻きしながら登っていく。
爽やかな風が吹き抜ける新緑 の中を気持ちよく歩いていると大竜頭の滝 に出た。
滝は右側を巻いて登り,この後も急勾配の壁に苦労しながら,無事,太田川の源流碑 に到着。
ここには,今回のもうひとつの目的,カタクリの花 が一面に咲いていた。
その中心には,幹周りが3m半もあるブナの大木 が枝を大きく広げ,新緑の青葉で空を覆っていた。



11時54分 吉和冠山山頂


連休の初日,しかも雲ひとつない快晴なのに冠山山頂までの縦走路では,人っ子ひとり出会わなかった。
登山道周辺のカタクリは盛りを過ぎて既に花が散っていて,そのせいで少ないのか??
とは言え,人気の山だけあって山頂は,沢山のパーティで賑やかだった。
いつものように北の突端で芸北方面の展望を楽しんだ。
正面になだらかな稜線を持つ十方山,その左側が県内最高峰の恐羅漢山で,挟まれた谷間の奥が臥竜山, 広高山も目の前だ。
もう少し景色を楽しんでいたかったが,ご婦人方の大パーティが到着され,ピーチクパーチクと賑やかしい。
そそくさと退散した。


13時39分 広高山・寂地山分岐


冠山山頂から少し下った小川分岐から,少し寄り道をすることにした。
以前,ツキノワグマを見かけたと言う  I さんの話にびくつきながら,広高山分岐を経て寂地山への縦走路まで登り返した。
寂地山と冠山分岐を結ぶ縦走路には,今日一のカタクリの群落があり,なかなか楽しめた。
松ノ峠へは,初めはなだらか,中盤は急勾配の長い坂を下って,再度急登。
すると東側の谷に工事中の林道を発見した。
もしかしてと進んでみるとビンゴ!
最短距離で一軒屋に下山できた。
帰りに潮原温泉で汗を流して,極楽!
今回のフカ谷等で出会った花図鑑はこちら ⇒