記 録
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8時07分 仏通寺
ここのところ山を歩くペースが月2回程度と落ちて,腹筋も弱くなっているようなので,晴れの予報を信じ,大峰山と龍王山を縦走する標準所用時間9時間のロングコースを歩くことにした。
まずは,三原駅7時40分発のバスに乗り込み,仏通寺に到着。
仏通寺は,西日本随一の臨済宗の大本山であり,日本屈指の禅道場を持っている。
その佇まいは質素であり,特に冬の境内は凛として清であった。
大峰山へは,境内より奥にある第3駐車場から始まる中国自然歩道を歩く。
この自然歩道は,林道と並行しているが,峠直下まで川があり,せせらぎを聞きながら快適に歩ける。
峠からは,本格的な?山道になる。
と言っても階段の連続で一気に高度を稼ぐ。これが結構辛い。
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9時34分 大峰山山頂
大峰山の山頂には広場があるが,樹林帯の中で展望はまったくない。 ただし,所要時間9時間を7時間程度に短縮するため,ここまで早足と休憩を取らなかったため,しばし栄養補給を兼ねて小休憩。
龍王山への登り口のある八坂峠登山口までは,標高差△200m,基本下りで歩きやすいものの,展望は灌木越しで良くない。
八坂峠登山口から龍王山山頂までの歩道も良く整備されているが,この自然歩道の設計者は,環境保護のため歩道を最短距離としたがるのか,あるいは階段を作ることで工事費を膨らませたいのか,とにかく勾配がきつくても基本的に階段の一本道。
ジグの山道などほとんどない。
特に,東屋までの200段を超える階段
にはまったく恐れ入る。
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11時39分 龍王山山頂
東屋でランチタイム。
このルートで唯一の展望箇所だが,生憎と雲が多く,透明感がなかった。 それでも,筆影山や竜王山,佐木島の狗山や太平山,その奥には瀬戸田の観音山や牡蠣山,その横には生口橋,なかなかの展望だった。
展望のない龍王山から下る途中,前回,素通りした貴船神社の奥の院
に立ち寄った。まさに廃寺だった。
御調八幡宮分岐からの山道は階段がないだけ歩きやすい。
途中,迷い分岐の箇所も「三原山の会」が設置した案内板で迷うことなく,無事,御調峠に到着。
ここから,再び,中国自然歩道に入り彭祖の滝
やら桜滝
に寄り道しながら高平ダム
に到着。
ここから,城山口バス停まで一般道を40分。これが一番辛かった。
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