記 録
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10時57分 田戸登山口
寝過ごしたため備北方面は諦め,上蒲刈島の七国見山に登ることにした。
しかし,山陽道・東呉道路・安芸灘大橋を経てウォーキングセンターに着いたのは既に10時を過ぎていた。
センターに車を置いて田戸港に向かう途中の蒲刈トンネル出口まで自転車を走らせた。
途中,見上げると青空の下に白い岩肌が目立つ緑の崖
があり,目を楽しませてくれた。
しかし,それを過ぎると今度は無残にも削られた崖が痛ましい採石場
だった。
ここが日本で最初の国立公園かと思うと情けなくなる。
トンネルの出口付近にあった案内板の所に自転車をデポし,歩き始めた。
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11時36分 七国見山山頂
トンネル口から林道を15分ほど歩いた標高100m地点が登山口。
いきなり階段が始まり,457mの山頂まで階段の連続だった。
たまには緩やかな勾配の階段もあったが,ほとんどが急勾配の階段
で,しかも周りは木々で展望は無く,ひたすら階段の横木を見て歩く,結構つらい道だった。
ひたすら階段を登ること約40分で七国見山山頂に到着。
短時間の上りだったが,結構足にきた。
山頂には立派な展望台があり,二国(伊予・讃岐)に向かって広がる瀬戸の海
は見渡せたが,北側は木々に覆われ残り五国(周防・安芸・備後・備中)は全く見ることができなかった。
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12時01分 西楽寺
山頂から500mほどは平坦な尾根歩きが続き,一気に450mの下りが始まった。
上りのコースよりも勾配は急で,柵を持たなければ滑るほど急な道や階段が続き,西楽寺までの15分ほどは気が抜けなかった。
西楽寺の手前には展望所があり,振り返ると今歩いてきた七国見山の稜線
が一望できた。
少々休憩をして足の疲れを癒したものの,ここからの下りがまた大変だった。
道は,西楽寺への参道として綺麗に整備されていたが,130mを一気に下る急勾配の階段は凄まじかった。
こんな階段
やこんな階段
の連続で,西泊公園登山口
から登るのは,御免蒙りたい。
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