記 録
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10時32分 砂防堰堤
ルートが荒れているとの情報から,歩くのは冬場にしようと残して置いたのだが,福山に行く用事が出来たので,ついでに歩くことにした。
芦田川右岸からグリーンラインを走り,展望が良いと言う後山公園に向かった。
途中,小さな展望所があり,逆光だが仙酔島や走島など瀬戸の島々が一望できた。
後山公園でも第一展望台や第二展望台に寄って見たが,最初の展望所が一番だった。
平家ゆかりの通盛神社に車を置き,季節はずれで寂しい花菖蒲園・椿園の中を通り抜け,溜池から山道に入った。
ルート自体ははっきりしているが,砂防堰堤の手前付近は完全に藪化している箇所もあり閉口した。
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11時40分 山桃の丘
砂防堰堤を越えると薮は無くなり,20分ほどで能登原峠に出た。
峠には能登原の町から臼木山方面に向かって横木で階段状に整備された道が続いていた。
しかし,整備された道は,すぐに藪
となりとても歩き難かった。
しばらく横巻きした後,ようやく縦走路にぶつかり,引き返す形で上った所が山桃の丘だった。
能登原峠から続く縦走路があるはずと調べてみると福山山岳会のプレートはあったが道は薮化していた。
この丘には展望が無いので310ピークまで行ってみるとこれが正解。
曇り空ではあったが,眼下に内海大橋,その奥には,因島の奥山,向島の高見山,三原の竜王山,尾道の鉢ヶ峰など島や半島が重なり合う瀬戸独特の眺望が楽しめた。
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12時01分 臼木山山頂
次に臼木山に向かった。
山桃の丘から5分ほど下ると車道に出た。
ここには案内板があり,ここら一帯が生活環境保全整備事業で整備されたとあったが,維持管理する気が無いのなら初めから造るべきではないと思う。
舗装道路以外は,ほとんど薮化して歩く気が失せてしまう。
臼木山の山頂もプレートがないとどこが山頂か分からないほど薮の中で悲しかった。
縦走して車道まで下りたが,こちらに至ってはどこが入口
なのか判別できないほど薮に埋もれていた。
山の中のルートのほとんどが薮漕ぎだったので,時間以上に疲れた。
私にとって広島百山の残念ルートの筆頭かも!
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