出発日 平成27年11月15日(日)
目的地 鳥取県倉吉市 三徳山投入堂(520m) 
行 程 1 駐車場(10:45) ⇒ 神庭の滝(10:55) ⇒ 駐車場(11:20) 
2 参詣受付所(13:00) ⇒ 入峰修行受付所(13:28) ⇒ 文殊堂(14:21) ⇒ 鐘楼堂(14:53) ⇒ 観音堂(15:02) ⇒ 投入堂参拝場所(15:13) ⇒ 入峰修行受付所(16:24) ⇒ 参詣受付所(16:30)   【総時間 4時間05分】
記 録


10時55分 神庭の滝


今回は,日本一危険な国宝と言われる「三徳山投入堂」を見に行ってきた。
OBのFさんに誘われて,一緒にバスツアーに参加。
広島駅を7時30分に出発。
参加者43名のほとんどが年配者だが,二十歳代の女性もちらほら。
まずは,岡山県真庭市の神庭の滝を観光。
確か入庁2〜3年目の職場旅行で来て以来30数年ぶり。
神庭の滝の途中に「玉垂れの滝」があり,苔の間から細い筋のように水が落ちていた。
前日までの雨で水量が多くなり,玉垂れと言うより白糸のようだった。
更に行くと谷幅が広くなり,正面に神庭の滝。
落差110m,幅20mの中国地方随一のスケールを誇る名瀑だ。
滝壷近くまで行くと空が晴れ,青空の下の滝に圧倒された。
この景色だけで,今日は満足だ。



13時11分 三佛寺本堂


神庭の滝を出発し,弁当を食べながら1時間半ほど移動。
三佛寺駐車場に着いた時は,小雨が降り出した。
三佛寺本堂にお参りした所で,山岳(山寺)ガイドから投入堂までのルート説明があった。
そもそもこの道は修験道であり,観光ルートではない。従って,道はきつく,危ない。三年前には使者も出た。くれぐれも遊び感覚では駄目だと懇切丁寧3度ほど繰り返し注意があった。
なお,我々40名ほどに3人のガイドが付いた。
まず,入峰修行受付所で靴のチェックがある。
ツアーの注意事項に記載があったが,本当にスニーカーは駄目で,わらじ(有料700円)に履き替えさせられていた。
我々のメンバーでは20歳台の女性が一人,晩秋の寒い雨の中,ぬかるむ道をわらじ登山となった。



15時13分 投入堂参拝場所


ここは観光地だが,修験道だけあって道は急勾配で幅も狭い。
すれ違いができない場所が多く,どちらかかが待つので大渋滞だ。
カズラ坂は木の根っこが雨で滑るし急だし,観光気分では確かにやばい。歩くこと約50分(半分は渋滞の待ち時間)で重文の「文殊堂」に到着。
ここの回廊は一周できるが,欄干がないので落ちたら即病院だ。
小雨だが,結構視界は利き,紅葉も考えていた以上に綺麗だった。
地蔵堂,鐘楼堂を経て,投入堂の手前にある観音堂に到着。
投入堂参拝場所は狭く,前の参拝者が戻って来るまで10分ほど待機。
投入堂参拝場所から見る投入堂は,テレビで見る姿そのものだが,まさに絶壁の中に立つお堂は小さいけれど迫力が桁違いだった。
さすがに国宝!
雨の中を押してでも見に来る価値のあるお堂だった。