出発日 |
平成27年10月3日(土) |
目的地 |
庄原市 比婆山系 足跡 ⇒
牛曳山(1,144m) 〜 伊良谷山(1,148.9m) 〜 毛無山(1,143.7m) 〜 烏帽子山(1,225.1m) 〜
比婆山(1,264m) 〜 池ノ段(1,279.5m) 〜 立烏帽子山(1,299m) 〜 竜王山(1,255.8m) |
行 程 |
県民の森公園センター(8:50) ⇒ 登山口(9:02) ⇒ 牛曳滝(9:26) ⇒ 牛曳山山頂(9:52) ⇒ 伊良谷山山頂(10:18) ⇒ 毛無山山頂(10:50〜11:05) ⇒ 出雲峠(11:28) ⇒ 烏帽子山山頂(12:05) ⇒ 比婆山山頂(12:30) ⇒ 太鼓岩(12:37〜47) ⇒
おっぱら越(13:10) ⇒ 池ノ段(13:33) ⇒ 立烏帽子山山頂(13:45) ⇒ 立烏帽子山駐車場(13:57) ⇒ 竜王山山頂(14:20) ⇒ 駐車場(14:42) ⇒
展望園地(15:21) ⇒ 県民の森公園センター(15:42) 【総時間 6時間52分】
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記 録
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9時52分 牛曳山山頂
快晴なので,ちょっと遠征して比婆山系を縦走することにした。
できれば,ぐるりと周回したいのだが。
実家から県民の森公園センターまで意外と時間がかかり,スタートが9時前になってしまった。
一旦1kmほど戻って林道に入り,牛曳山登山口から登り始めた。
快晴の下,白樺
の白い木肌が眩しくて,とても爽やかな気分になれた。
牛曳谷を沢沿いに登って行くと牛曳滝
に出る。高さ10mほどで水量も少なくちょっと寂しい。
滝から20分程で牛曳山山頂に到着。
山頂と言っても三井野原と伊良谷山の三叉路の道標に山頂名が刻んであるだけで展望はまったくない。
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10時18分 伊良谷山山頂
今回の縦走コースは,きついアップダウンはあまりなく,公園センターから牛曳山までの標高差350mが最大で,最後の立烏帽子山駐車場から公園センターの下り400m差を別にすると途中は250m前後と楽だった。
伊良谷山へのなだらかな稜線をのーんびり歩いていると20分ほどで到着。
この山頂は,狭いながらも広場(スペース?)があり,東側には,今歩いてきた牛曳山の稜線
が延びていた。
南側には,本日のメインディッシュの比婆山・池ノ段・立烏帽子山の縦走路
が一望で来た。
気持ちの良い樹林帯
の中を毛無山に向かった。
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10時50分 毛無山山頂
毛無山の上りで振り返るとなだらかな稜線のような牛曳山と伊良谷山の山頂
が続いていた。
毛無山の山頂は360度の眺望を持つだだっ広い広場で,比婆山を一望するなら絶対にこの山頂だと思う。
南西方向には,これから歩く烏帽子山から比婆山(御陵)の稜線,その右手奥には吾妻山の山頂
も見える。
南方面には,比婆山から池ノ段,立烏帽子山から更に左手には竜王山
まで一望できた。
山頂の方位盤によると遠く三瓶山まで見えるらしいが,今回は特定することは出来なかった。
北東方向にも形の良い山が目白押しだった。
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12時05分 烏帽子山山頂
毛無山で小休憩した後,出雲峠へ下った。
山頂からは,今回の縦走路の中では珍しく滑りやすい急坂を20分ほど下り,明るい出雲峠に到着。
この峠からは,ちょうど毛無山の山頂
を見ることができた。
この峠から烏帽子山山頂までは標高差が250mほどあり,勾配の急な箇所もあり,結構歩き応えがあった。
山頂は広場になっていて,あちらこちらで昼食を取っていた。
山の由来となった烏帽子岩
では,正面に吾妻山
が見えたが,今回はピストンする時間が無いので次回に取っておく事にした。
珍しい?条溝岩
から比婆山(御陵)
に向かった。
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12時30分 比婆山山頂
烏帽子山から比婆山には一旦下るが,下りも上りもなだらかで20分ほどで御陵に到着。
古事記によると伊邪那美命(いざなみのみこと)の御陵として信仰を集めた山で山頂には社が建てられていた。
山頂には賑やかな方がいたので,近くの太鼓岩
まで足を延ばして軽く昼食を取った。
途中の「命神社」
は広島県で最も高い所にある由緒ある神社だそうだ。
もう一度,御陵まで戻り,「門栂(もんとが)」と呼ばれる大栂の門
を抜け,国の天然記念物に指定されている「ブナ純林」
の中を爽秋を感じながら歩いた。
しかし,紅葉の走りもなく,まだ2〜3週間は早いようだった
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13時33分 池ノ段
おっぱら越から少し勾配のきつい道を登り切ったところが,池ノ段の山頂だ。
ここも360度の展望で,毛無山が北縦走路の展望台なら,池ノ段は南縦走路の展望台だ。
ここからは,比婆山を真ん中に左側には大膳原の草原から吾妻山
,右側には牛曳山から伊良谷山・毛無山の稜線
が続いていた。
北側にはこれから歩く立烏帽子山
があり,その右手には竜王山
への稜線が見渡せた。
この池ノ段は,比婆山系の一番奥深い場所だが,結構老人のパーティが多く,景色を楽しんでいた。
どうしてかなと良く地図を見てみると,なんと40分ほどの所に駐車場があるではないか。
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13時45分 立烏帽子山山頂
池ノ段から一旦下って急勾配を登り返した所が,比婆山系の最高峰である立烏帽子山の山頂だ。
汗をかきながら辿り着いた山頂は,登山道の端にぽつんとプレートがあるだけで,まったく展望が無い「がっかりピーク」だった。
池ノ段で大展望を楽しんだ後なので,これには残念至極!
展望は無くともせめて山頂広場はできないものか。 最高峰まで来た感慨に浸る場所もその気持ちにさえなれない。 これは登山者いじめか?!
駐車場に下りるまでには,きっと展望場所があるはず!と期待したが,それも適わなかった。
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14時18分 竜王山山頂
駐車場で聞いてみると竜王山山頂までは20分程度と言うことなので,足を延ばすことにした。
竜王山へは,駐車場から少しの間と山頂直前に上りがあるが,ほとんど平坦な道
で疲れた足には優しい。
ススキヶ原
を登り切るとここも360度の大展望。
山頂の方位盤では大山が見えるというので目を凝らしてみると確かに大山の南壁らしき山容
が確認できた。
当然,今,歩いてきた池ノ段から立烏帽子山の稜線
もばっちし。 東側には猫山
,南側には福田頭
も目の前だった。
今日は快晴のもと素晴らしい展望が楽しめた1日だった。
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15時21分 展望園地
歩き始めた時は,牛曳山から入って比婆山を抜け,立烏帽子山から公園センターに下りるコースを考えていた。
このコースの標準タイムが6時間半,休憩時間を入れると下山が15時を過ぎる計算だ。
しかし,竜王山だけ残すのももったいないのでピストンする時間を稼ごうと休憩時間を削って歩いてきた。
お陰で時間的には竜王山をピストンできたが,足がパンクしてしまった。
上りはなんとかなるが,下りでは一歩一歩に膝に痛みが走るようになった。
途中,展望園地で牛曳山から毛無山の稜線
を眺めながら小休憩したものの痛みは曳かず,足を引こずりながらの下山となってしまった。
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