記 録
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9時53分 右田ヶ岳山頂
今回は,ITO山の会の例会で,山口県防府市の右田ヶ岳に遠征。
塚原登山口から歩くこと20分で直登コースの分岐に到着。
分岐から15分ほどで道は岩だらけとなり,いよいよ岩場を直登する。
久しぶりに三点支持なんぞと言う言葉を思い出しながら,張ってあるロープも利用し,どんどん高度を稼いだ。
隣の南側の尾根を見ると中腹に突き出た大岩
があり,帰りはあの大岩がある稜線を下るそうだ。
岩場と格闘すること30分弱で国旗がたなびく右田ヶ岳の山頂に到着。
駐車場が一杯だったように山頂も賑やかだった。
山頂からは,時計回りで北西
から南東
までが見渡せたが,生憎と日差しが弱く山の色が映えない。
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10時35分 大岸壁頂上
右田ヶ岳山頂から15分ほど下った所に大岸壁がある。 裏から見ると岩山
にしか見えないが,表はまさに岸壁!
正面には,西目山の向こうに形のいい楞厳寺山 が座っていた。
この大岸壁から尾根ルートで分岐まで下りて,もう一度,本ルートでここまで登り直すのだが,下りも,上りも,これまた岩場の連続でそこかしこにロープが張ってあった。
分岐の手前で大岸壁を仰ぎ見るとやはり堂々とした岩山だ。
頂上でも思ったのだが,山頂の右端の岩は,まさに落ちそうで怖い。
しかし,この山は,ロープだけでなく,登山道にほぼ平らな石が敷き詰められていたりと大変整備されていて,地元の方に最大級の感謝。
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13時16分 石船山山頂
大岸壁頂上から右田ヶ岳の手前にある南ノ峰まで登り返した。
ここから見ると右田ヶ岳も大岸壁に勝るとも劣らない岸壁 を持っていた。
下山コースは,鞍部から天徳寺コースを選んだのだが,このコースの勾配はいくぶん緩く,そろそろパンパンになってきた足には助かった。
朝見た大岩 を抜け,下ること40分ほどで石船山に到着。
振り返ると右田ヶ岳の勇姿,東の奥には大平山 が見えた。
石船山山頂からは,磨崖仏 が彫られた道を下り,目の覚めるような大銀杏 のある天徳寺 に到着した。
今日歩いた岩場のルートは,雨の日やその翌日に登る山ではない。命が危ない!
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