浜田沖は,風があるものの波は低くおまけに新月の夜といった絶好の釣り日和だった。
18時に港を出港,20分程でポイントに到着。陽が沈むまで1時間ほど待機状態。
陽が沈み少し薄暗くなった19時半過ぎ,集魚灯を点けてさぁ釣り開始と思ったら船長に1本の電話。同じ港の遊漁船からエンジントラブルで操船不能となったとの救援要請だった。
急いで道具をしまい,救助に向かった。当の遊漁船は灯りも灯せず錨も揚げられない。仕方なく錨を切り離し,ロープでつないで浜田港まで曳航した。
港に接舷させると大急ぎでポイントに引き返した。既に21時近くになっていた。
再度,集魚灯を灯し,仕掛けを下すもイカが集まってくるには少々時間を要した。それでも21時過ぎにはイカが集まりだしたのか水深50mの底付近で当たりだした。
一旦集まれば,1杯づつだが確実に上がってくるようになった。
救援で時間をロスしたので30分延長となったが,釣った時間はほんの2時間半ほど,釣果も最後の一投でやっと30杯をクリアー。
暗闇の洋上で船を係留・曳航する貴重なハプニングを経験できたが,釣行としては残念な結果となった。
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