分 け 前

  降雨確立50%で天候は少々心配だが,海はベタ凪。
  港から40分ほど走って,水深45mほどのポイントに投錨。
  緩やかに潮が流れる中,30mほど流した箇所で棒ウキにあたり。
  70号の錘と1mほどの棒ウキで仕掛け自体が重いが,イサキの引きも重量感
  たっぷりで,上がってきたのは35cmを超える良型だった。
  同じく艫で竿を出しているMさんは,良型のイサキを5連続でダブルで釣り上げ
  ていた。
  撒き餌が利いてくるとウキが立つ間に食っているみたいで,流しては即回収の
  連続。
  とうとうMさんは6本針に5匹のイサキを釣り上げ,まさに鯉幟状態。
  当然,YさんやOさんも快調に釣りまくっている。
  流れが速くなって釣り辛くなると思いきやウキが立った所で糸を止めると手元ま
  で当たりが響いてくる。
  イサキの型はどんどん良くなり,40cmオーバーが続くようになった。
  10時の時点で,4人のクーラー(合計170L)がほぼ満杯になったが,釣れる時
  に釣ろうと,更に追加。
  (ただし,Oさんは,釣れ過ぎて釣味が沸かないとここで,船内で昼寝。)
  この頃になるとズボ釣り,ハゲ仕掛けでもイサキが釣れ,昼過ぎにはクーラー
  に入らないイサキが40~50匹。
  魚が温まると味が落ちるとの船長からの声掛けもあり,渋々?納竿。
  4つのクーラーと5つのビニール袋にイサキが満杯で,合計すると220Lぐらい
  で数は軽く200匹超え,他のメンバーもこれまでに経験のない爆釣だったそう
  だ。
  お陰で,方々にお裾分けができ,大変喜ばれた。