全  釣  果

  大雨注意報が発令中の中,宇品を18時半に出船。降雨はないものの既に北部の山は雲が低く立ち込めていた。
  30分ほどで呉港の手前にある小麗女島の沖に到着した。

  水深は15mと非常に浅いものの,1投目からゴッゴツ,ゴッゴツと手に響く当たり。
  追い食いを期待して少し間を置いてからリールを巻くと結構な重さと引きで上がってきたのは20㎝級が4匹。
  (仕掛けは小川オリジナルの5本針)
  2投目も20㎝級がダブル,向こう合で追い食いさせてほとんどがダブルの入れ食い状態。
  しかし,20数匹釣った所で入れ食いタイムも終了して,一段落。

  20時頃から雨が降り出したが艫の屋根がある場所だったので,土砂降りまでは合羽を着ずに快適だった。
  しかし,21時を回ったところで広島市に大雨警報が発令され,21時半過ぎには,船長から撤収宣言。

  市街地の光が全く見えないほど大雨で煙る中,無事,宇品に到着した。
  しかし,高潮で桟橋の河川敷に海水が上がって,タタキの深さが30㎝,長靴がドボドボと水没してしまった。
  店の前の道路もきれいに冠水。電車通りの道路に出ても深い所はフロントバンパーが水をかき分けるほどで,
  エンストの心配をしながら2号線まで北上したところでやっとアスファルトが見え一安心。

  刺身が取れる25㎝クラスはいなかったものの大半が20㎝前後で,正味2時間半で約40匹は満足。
  今回の竿はインナーで,柔らかいのが功を奏して違和感なく餌を吸い込んでくれたため,とても楽な釣りだった。
  ※ 基本,底1m程度から亀の速度でのろのろ上げるだけ。